国語言葉の意味

【慣用句】「灰汁が抜ける」の意味や使い方は?例文や類語を元国語科教員ライターがわかりやすく解説!

この記事では「灰汁が抜ける」について解説する。

端的に言えば灰汁が抜けるの意味は「洗練される」「あか抜けする」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元国語科教員ライターのminを呼んです。一緒に「灰汁が抜ける」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/min

高等学校の国語科教員として、授業や受験対策、小論文の講座を3年間経験。主に現代文を担当し、言葉に関する指導を幅広く経験してきた。現在はWebライターとして活動中。

「灰汁が抜ける」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「灰汁が抜ける」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「灰汁が抜ける」の意味は?

「灰汁が抜ける」には、次のような意味があります。

灰汁(あく)が抜(ぬ)・ける
人の性質・趣味・容姿などに嫌みやあくどさがなくなる。さっぱりして洗練されたものになる。あかぬけがする。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「灰汁が抜ける」

あくがぬける」と読み、「人の性質・趣味・見た目などに嫌味やあくどさがなくなる」「洗練される」という意味の慣用句です。例えばとても個性的な見た目や性格をしていた人が、久しぶりに会うと清楚な印象になっていたときなどには「灰汁が抜けた」と言い表すことができます。ここでいう「灰汁(あく)」は、料理で「灰汁をとる」などという形でよく耳にする、あの「灰汁」と同じです。

「灰汁が抜ける」の語源は?

次に「灰汁が抜ける」の語源を確認しておきましょう。

「灰汁(あく)」というのは、「植物中に含まれる渋み、えぐみ」「肉などの煮汁の表面に浮かぶ白い泡状のもの」を指す言葉でしたが、そこから転じて「人の性質や文章などに感じられる、強すぎてなじみにくい癖や個性」のことを示すようになりました。そんなものから人間の性質を連想するなんて、本当にユニークです。

そのため「灰汁が抜ける」は、そうした癖や個性が抜けた状態を示す慣用句として使われます。

\次のページで「「灰汁が抜ける」の使い方・例文」を解説!/

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