国語言葉の意味

【慣用句】「呼び声が高い」の意味や使い方は?例文や類語を元日本語教師の大学院生が解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「呼び声が高い」について解説する。

端的に言えば呼び声が高いの意味は「評判が高い」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

今回は、ロシアで2年間日本語教師として働いた大学院生ライターの「むかいひろき」を呼んだ。一緒に「呼び声が高い」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/むかいひろき

ロシアの大学で2年間日本語教師として働いた経験を持つ大学院生。その経験を武器に「言葉」について分かりやすく解説していく。

「呼び声が高い」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「呼び声が高い」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「呼び声が高い」の意味は?

「呼び声が高い」には、次のような意味が国語辞典に収録されています。

その地位・役職につくであろうという評判が高い。「優勝候補の―・い」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「呼(よ)び声(ごえ)が高(たか)・い」

呼び声が高い」は、「ある地位・役職につくであろうという評判が高い」という意味の慣用句です。「地位・役職」とありますが、「優勝候補の呼び声が高い」のように、スポーツでも使用できます。また、対象は人や集団、チームだけでなく、「この作品は芥川賞候補の呼び声が高い」といったように、モノ・コトにも使用可能です。

「呼び声が高い」の語源は?

次に「呼び声が高い」の語源を確認しておきましょう。

「呼び声が高い」の正確な語源はよく分かっていません。ただ、「その他と比較して、ある人を呼び立てる声・評判が高い」という意から来ているという説があります。なお、古文には「呼び声」に「ある地位・役職につくであろうという評判」という意味はないため、近代以降に生まれた言葉かもしれません。

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