国語言葉の意味

【慣用句】「奥歯に衣着せる」の意味や使い方は?例文や類語を元予備校校舎長がわかりやすく解説!

この記事では「奥歯に衣着せる」について解説する。

端的に言えば奥歯に衣着せるの意味は「物事をはっきりと言わない」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元予備校校舎長で教育系ライターのみゆなを呼んです。一緒に「奥歯に衣着せる」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/みゆな

元大手予備校校舎長、現在は教育系のライター。国語、特に現代文の指導経験が豊富。難解な言葉や表現を中高生がスラスラ理解できるように解説するのが大得意。

「奥歯に衣着せる」の意味や語源・使い方まとめ

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奥歯に衣着せる」という慣用句を見て、「歯に衣着せない」という表現が思いついた方も多いかもしれませんね。よく似ているのでどちらかが誤用か、と思われがちですが、実は意味が反対なだけでどちらも正しい言い回しです。今回は「奥歯に衣着せる」とはどういう状況で、どんな意味を表すのか解説していきます。使いどころも多い表現なので、ぜひ最後まで読んでボキャブラリーに加えてくださいね。

それでは早速「奥歯に衣着せる」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「奥歯に衣着せる」の意味は?

「奥歯に衣着せる」には、次のような意味があります。

物事をはっきり言わず、どこか思わせぶりに言う。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「奥歯に衣着せる」

「衣」とは衣服のことです。「奥歯に衣着せる」とは、文字通りの意味だと「奥歯に服を着せる」ですが、そんなシチュエーションが起きるわけはありませんね。これは比喩を使った慣用句で、話し方がモゴモゴしていて要領を得ない、何を言いたいのかよくわからないといった意味になります。たしかに奥歯に布がかかっていては、邪魔で話しにくいでしょうね。

「衣」は「きぬ」と読みますが、読み方と「衣服」という意味から「絹」と誤表記されることも多いので気をつけましょう。

「奥歯に衣着せる」の使い方・例文

「奥歯に衣着せる」は実際の文例を見てみると、使い方をより理解しやすいですよ。いくつか例文を挙げますので、どのような文脈で使われるのか見ていきましょう。

\次のページで「「奥歯に衣着せる」の類義語は?違いは?」を解説!/

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