
「櫛の歯を挽く」の使い方・例文
「櫛の歯を挽く」の使い方について例文を挙げて解説していきます。この言葉は、たとえば以下のように用いられますよ。
1.検察官は最近、あすとろ出版社ではくしの歯を挽くように事故や問題が起こると思った。
2.ことわざ専門委員会では、くしの歯を挽くようにデイリーなフレーズやワードが研究会において審査される。
3.キーワード週間ランキング掲示板にはくしの歯を挽くようにお知らせが流れた。
例文1からは不祥事が頻繁に起きている出版社であることが伺えますし、例文2からは研究熱心な会員たちが日々研鑽を積んでいる様子が伝わってきます。また、例文3からは速報が絶え間なく流れている様子が読み取れますね。
その1「次々」
「次々」は物事が続いて起こる様子を表す表現。例えば「かっれは難題をつぐつぐ持ち込んでくる」「店員は商品をつぎつぎに取り出して見せた」「選手たちはつぎつぎとゴールインして来た」などのように述語にかかる修飾語として用いられます。また、異なる物事が続いて起こる様子を客観的に表しますよ。
「次々」は「後から後から」や「それからそれへと」などに似ていますが、「後から後から」は物事が起こるたびにこれで終わるのかという話者の予想がはたらいている暗示がありますし、「それからそれへと」は物事に規則正しい順序の暗示がなく、しばしばアトランダムに予想もしない物事に移り変わる暗示があります。
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