花というのは我々にとっても身近な存在です。小学校などでも花のつくりについては簡単に習うが、忘れてしまっているやつも多いでしょう。ここで一度しっかり復習をしておこうじゃないか。
大学で生物学を学び、現在は講師としても活動しているオノヅカユウに解説してもらうぞ。
- 花は何のためにある?
- 花のつくり
- 1.花弁
- 2.がく(萼)
- 3.めしべ
- 4.おしべ
- 受粉と種子形成
- 花の見方が分かると…?
この記事の目次
ライター/小野塚ユウ
生物学を中心に幅広く講義をする理系現役講師。大学時代の長い研究生活で得た知識をもとに日々奮闘中。「楽しくわかりやすい科学の授業」が目標。
花は何のためにある?
まずは花は何のために存在するのか…花の”働き”について確認しておきましょう。
日本は四季の豊かな国。季節に応じてさまざまな種類の花が私たちを楽しませてくれますし、花屋さんに行けば年中色とりどりの花が手に入ります。
ですが、花はそもそも私たちのために咲くわけではありません。植物にとって花は、子孫を残すための器官(生殖器官)です。
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花では、その植物の子ども…より正確にいえば種子(しゅし)がつくられます。植物の種によっては、種子の周りに果実ができることもありますね。
花でつくられた種子が地面に落ち、発芽することで次の世代が生育するのです。
なお、種子をつくる植物は種子植物と呼ばれます。種子をつくらず、それ以外の方法で子孫を増やす植物も存在しますが、そのような植物では花はつくられないということになりますね。
花のつくり
ここでは一般的な花のつくりを、「花弁」「がく」「おしべ」「めしべ」の4つにわけて解説していきます。
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