
「右の耳から左の耳」の使い方・例文
「右の耳から左の耳」の使い方について例文を挙げて解説していきます。この言葉は、たとえば以下のように用いられますよ。
1.小学生の健太は「まったくあなたは、いつも右の耳から左の耳と聞き流して、人の注意もろくに聞かないんだから、そういう失敗を繰り返すのよ」と母親に叱られた。
2.コールセンターで様々な電話応対をしているとマナーや言葉遣いの悪いお客に当たることがあるので、その場合は右の耳から左の耳に聞き流すやり方でやり過ごす。
3.オンラインで英会話の学習指導の講師をしている自分は、右の耳から左の耳に聞き流しているように見せかけて、左右両方の耳を使い分けることができる。
例文1からは注意力散漫な健太君であることが読み取れますし、例文2からは処世術の一環であることが伺えます。また、例文3からは武器を駆使してしっかりと聞き分けて指導していることが伝わってきますね。
その1「忘れっぽい」
「忘れっぽい」は長く覚えていられない様子を表しますよ。「…ぽい」は「…しがちである」という意味の形容詞を作る語尾。しばしば忘れがちであるという意味です。「老人はわすれっぽいから同じ話を何度でもする」のように一度記憶したことを忘れやすいという場合と、「彼女はわすれっぽく傘をしょちゅう無くす」のように物を置き忘れやすいという場合とがありますよ。
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