国語言葉の意味

なぜ反語?「何をか言わんや」の意味・例文・類義語などを日本放送作家協会会員がわかりやすく解説

「speech(スピーチ)」は日本語では「演説」という意味で捉えられることが多いですが、「話」「発言」「話す能力」などの意味があります。「speech」に「~がない」という意味の接尾辞「less」がついた「speechless」は、「言葉にならない」という意味です。うれしい場合でもあきれた場合でも、どちらでも使える表現ですよ。

「someone’s jaw drops」:驚いて口をあんぐり開ける

「someone’s jaw drops」「驚いて口をあんぐりと開ける」という意味です。

My jaw dropped.
本当に驚いた。

「jaw」は「下あご」、「drop」は動詞で「落ちる」「落とす」ですね。直訳だと「下あごが落ちる」で「驚きのあまり口をあんぐり開けている」様子を表現しています。会話で使われる口語的な言い回しですよ。また、「jaw-dropping」は「開いた口が塞がらない」「あっと驚くほどの」「仰天する」という意味です。

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「speechless「あきれてものも言えない」someone’s jaw drops」は「開いた口が塞がらない」だ。日本語でも英語でも、絶句したりポカンと口を開けたり、同じように表現するのは興味深いな。ちなみに「絶句した」I was at a loss for words.とも言うぞ。

「何をか言わんや」を使いこなそう!

この記事では、「何をか言わんや」の意味を調べ、例文や類義語などを解説しました。

「何をか言わんや」「何を言おうか、いや何も言うことはない」という意味ですが、反語によって反対の意味が強調されて「あきれて何も言えない」という意味になりました。

ちょっと古風な言い回しですので、ひんぱんに使うことはないかもしれませんが、さらりと使えたら古文漢文にも詳しそうと思われるかも。「何をか言わんや」を使えるようになっても「何をか言わんや」とは言われないようにしたいものです。

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