国語言葉の意味

【慣用句】「Z旗を掲げる」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

「Z旗を掲げる」の使い方・例文

「Z旗を掲げる」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.業績が低迷しているため、わが社はZ旗を掲げなければいけないだろう。
2.年に一度のスポーツの祭典でZ旗を掲げて勝利を目指そう。
3.次回の決戦で大勝利を収めるためZ旗を掲げ一丸となって臨むよう長官より司令が下った。

例文のように「Z旗を掲げる」は緊急事態に総力を挙げて臨むということをたとえた慣用句です。後がない状態でみなが一丸となって臨むときに使うことができます。スポーツの大会などの戦いに臨むときや例文1のように会社や部署が総力を挙げて臨むときに使いやすいでしょう。

全員が一丸となって臨む場面は多々あると思うので、上記の例だけでなく使いどころの多い慣用句になっています。

「Z旗を掲げる」の類義語は?違いは?

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「Z旗を掲げる」の類義語やその違いについて見ていきましょう。

その1「全身全霊をかける」

「全身全霊をかける」(ぜんしんぜんれいをかける)はすべての能力、また心や体を含めた全精力を注ぎこむことを意味する言葉です。「身」は肉体、「霊」は精神を表しており、それぞれに「全」という字がつくことでその人の持つすべての能力や精力を注ぎこむという意味になります。

「Z旗を掲げる」とほとんど同じ意味の言葉ですが、「全身全霊をかける」は緊急事態に総力を挙げるという意味合いは含まれていません。

その2「命をかける」

「命をかける」は文字通り自身の命を捨てる覚悟で物事に立ち向かうことを意味する言葉です。日常的にも使われる言葉なので耳にする機会も多いことでしょう。「Z旗を掲げる」とおおよその意味は同じですが、「全身全霊をかける」と同様緊急事態に総力を挙げるといった意味合いは含まれていません。

また「全身全霊をかける」とも非常に近い言葉のため、文脈や状況に応じて使い分けていきましょう。

その3「肉を切らせて骨を断つ」

「肉を切らせて骨を断つ」(にくをきらせてほねをたつ)は自分も痛手を受ける代わりに相手にそれ以上の打撃を与えることを意味しています。骨は肉よりも中にあり急所なので、外側の肉を切らせてでも相手の骨を断つということです。非常に生々しい表現ですが日常的に使われることも多いので覚えておきましょう。

細かく見ると「Z旗を掲げる」とはそれほど似ていないように感じますが、肉を切る覚悟で相手に立ち向かうという意味合いも含まれているため類義語と言えます。この言葉からも決死の覚悟で臨む様子がうかがえますね。

「Z旗を掲げる」の対義語は?

次に「Z旗を掲げる」の対義語を見ていきましょう。

「手心を加える」

「Z旗を掲げる」の対義語は「手心を加える」(てごころをくわえる)がふさわしいと言えます。「手心を加える」は相手の事情などに合わせて手加減をすることという意味の言葉です。緊急事態に総力を挙げて決死の覚悟で臨むという意味の「Z旗を掲げる」とは逆の意味だと言えるでしょう。

「Z旗を掲げる」の英訳は?

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最後に「Z旗を掲げる」は英語でどのように表現するのか見ていきましょう。

「to devote all one’s energies」

devoteは「ささげる」という意味の単語なので、to devote all one’s energies「全員の力をささげること」というように訳すことができます。全員が総力を挙げて臨む「Z旗を掲げる」の英訳としてぴったりだと言えるでしょう。

\次のページで「「Z旗を掲げる」を使いこなそう」を解説!/

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