「王手をかける」の使い方・例文
「王手をかける」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.佐藤選手と菅井選手のペアは準決勝で中国ペアを破り、オリンピック連覇へ王手をかけた。
2.中村選手のサヨナラタイムリーでマリーンズが勝利し、日本一へ王手をかけた。
3.今日は広瀬選手のホームランもあってカープがマリーンズに勝利し、日本一へ逆王手をかけた。
例文1は、「オリンピック連覇まであと1勝となった」という文脈で「王手をかける」が使用されています。スポーツなどで残りの試合が決勝戦のみとなった場合に、「優勝に王手をかける」「チャンピオンに王手をかける」といった使われ方をすることが多いです。
例文2と3は、プロ野球の日本シリーズを使用した例文ですね。日本シリーズでは先に4勝をした球団が日本一になります。よって例文2の場合、「マリーンズが3勝し、日本一まであと1勝となった」という文脈で「王手をかける」が使用されているというわけです。
では、例文3の「逆王手をかける」はどのような意味でしょうか?「逆王手をかける」は、相手に王手をかけられた人やチームが、次の試合で自身も王手をかけることを言います。つまり例文3では、マリーンズが3勝で迎えた試合でカープが勝利し、カープも3勝となり王手をかけた…ということを意味するのです。
「優勝に手をかける」
「優勝に手をかける」は、「優勝まで後1勝になる」という意味の慣用表現です。「優勝や勝利まであと一歩の状況になる」という意味の「王手をかける」と似たような意味を持つ言葉ですね。
「優勝に手をかける」と「王手をかける」の違いは、「優勝に手をかける」は文字通り、”次に勝てば優勝”という局面でしか使用できません。一方の「王手をかける」は、「予選突破に王手をかけた」「準決勝進出に王手をかける」のように、優勝以外のその他の局面でも使用することができます。
例文を見てみましょう。
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