国語言葉の意味

「怖いもの知らず」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

・ラーテルという動物は怖いもの知らずなことで有名で、体格差があるライオンにも挑んでいくそうだ。

・大した法律知識もないくせに、弁護士相手に争うとは怖いもの知らずにもほどがある。

・彼女の怖いもの知らずな行動にはいつもハラハラさせられる。もう少し慎重になってくれると助かるんだが。

このように、物理的な力の違いや知識、交渉力の差があり、到底かないそうもない相手にも無謀に挑む様子を表す際に使う表現です。言葉自体に肯定的、否定的といった偏りは特になく、果敢に挑戦する勇気をたたえる際にも、後先考えない無鉄砲さを非難する場合にも用いられます。

「怖いもの知らず」の類義語は?違いは?

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「怖いもの知らず」と似た意味で使える表現を見ていきましょう。もちろん意味に出てくる「無鉄砲(むてっぽう)」や、明らかに似ている「恐れ知らず」も類語ですが、ここではそれ以外のものを紹介します。

その1「向こう見ず」

将来のことを考えずに行動することや、そういった性格の人を指します。「怖いもの知らず」のように「自信に満ちて」とは限らず、とにかく後先を考えていないイメージの言葉が「向こう見ず」。ですから、「向こう見ずな性格は直したほうがいいぞ」などネガティブに使われれることが多いですよ。

その2「猪突猛進(ちょとつもうしん)」

ひとつのことに向かって猛烈な勢いで突き進むことです。「余計な情報は気にせず突き進む」という意味では「怖いもの知らず」と共通する点があります。違いがあるとすれば、「怖いもの知らず」のほうが、敵や難しい課題など対峙する相手があるところ。猪突猛進も「一つのことに向かって」ではありますが、対戦相手というよりは叶えたい目標、手に入れたいゴールといったニュアンスが強い言葉です。

なお、実際にはイノシシは警戒心が強く臆病で、めったに走らないとか。走るとすれば恐怖でパニックになったときらしく、狩猟の際に必死で逃げる様子が誤解されたのではないかと言われていますよ。

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