
その1「differ」
「differ」という単語は「異にする」の英訳です。「異なった」を意味する「different」が「differ」の派生語だということは、察しがつくと思います。「be different」とすると「differ」とほぼ同じ意味になりますが、どちらかというと「differ」のほうがより堅いニュアンスを持つ言葉だと言えるでしょう。
その2「disagree」
「disagree」も「異にする」の英訳ですが、どちらかといえば「意見が対立する」「話が食い違う」という意味合いを持った言葉です。否定を意味する接頭辞の「dis」を取ると「agree」となり「同意する」「意見が一致する」という意味になります。
その3「dissent」
「dissent」も「disagree」と同じような意味で「異議」「反対」の英訳です。「dissent from the policy of the government」とすれば、「政府の方針に異議を唱える」となります。
「異にする」を使いこなそう
この記事では「異にする」の意味・使い方・類語などを説明しました。普段生活をするうえではあまり使わない言葉かもしれませんが、時々職場では聞くことばです。特に官公庁で法令執務に携わっている人には馴染みのある言葉ではないでしょうか。一般生活でも使える言葉ですから、意味を正しく知って使うようにすれば、あなたのボキャブラリーが増えることでしょう。