理科環境と生物の反応生物生物の分類・進化細胞・生殖・遺伝

根のつくりと働きを確認しよう!植物の根には2タイプある?現役講師がわかりやすく解説します

主根型根系

主根型根系というタイプの根は、主根とよばれる太い根と、そこから出る側根という細い根からなります。

この主根型根系の根をもつのは植物の中でも双子葉類に当てはまるものです。

ひげ根型根系

ひげ根型根系は、たくさんの根が茎の下部などから多数生えるタイプの根です。ひげ根型根系にみられるような根は、茎の下部だけでなく、茎の節々からも生じることがあり、不定根とよばれます。ひげ根型根系は不定根が発達して形成されるものなのです。

植物の中では、おもに単子葉類がこのひげ根型根系になっています。

image by Study-Z編集部

ちなみに、ひげ根型根系の根のようにあちこちの茎の節に生える可能性がある根を不定根というのに対し、主根型根系のような根は定根ともよばれます。

根のつくり(横断面)

それでは、根のつくりについてももう少し詳しく見てみましょう。

まずは、植物の根を”金太郎飴”のように、横に切ってみる場合。その内部は大きく3つの層に分けて考えることができます。

一番外側の層は表皮(ひょうひ)です。表皮は細長く変形し、根毛(こんもう)という細い毛のような構造をつくります。根毛をもつことで、根は表面積を増やし、土壌中からの水分の吸収を効率よく行ってるのです。

表皮のさらに内側には皮層(ひそう)があります。柔細胞とよばれる、細胞壁があまり固くなっていない細胞からなり、前述のような養分の貯蔵にも関わっているようです。

根の中心部には中心柱(ちゅうしんちゅう)とよばれる部分があります。ここに道管や師管などの維管束が存在し、茎や葉といった別の器官との物質のやりとりを行っているのです。

\次のページで「根のつくり(縦断面)」を解説!/

次のページを読む
1 2 3 4
Share: