国語言葉の意味

【慣用句】「血を吐く思い」の意味や使い方は?例文や類語を日本語教師の大学院生がわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「血を吐く思い」について解説する。

端的に言えば血を吐く思いの意味は「ひどく辛い思い」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

今回は、ロシアで2年間日本語教師として働いた大学院生ライターの「むかいひろき」を呼んだ。一緒に「血を吐く思い」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/むかいひろき

ロシアの大学で2年間日本語教師として働いた経験を持つ大学院生。その経験を武器に「言葉」について分かりやすく解説していく。

「血を吐く思い」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「血を吐く思い」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「血を吐く思い」の意味は?

「血を吐く思い」には、次のような意味が国語辞典に掲載されています。

ひどくつらい思い。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「血(ち)を吐(は)く思(おも)い」

血を吐く思い」は、「ひどく辛い思い」という意味の慣用句です。例文でも見ていきますが、「血を吐く思いで」という形で使用されることが多いですね。実際に血を吐くことはまずないですよね。血を吐くときと言えば、重い病気の時です。もちろん、血を吐くことはとても辛いこと。それと同じくらいの辛さだということを表しています。

「血を吐く思い」の語源は?

次に「血を吐く思い」の語源を確認しておきましょう。

「血を吐く思い」の語源はよく分かっていません。文献での使用が初めて確認できるのは、明治時代(1895年)に樋口一葉が書いた『やみよ』の「此やうの情なき願ひに血を吐く思ひの我が心中を汲み給へ」という一節です。

ただ、「血を吐く思い」は口語のため、明治前後より以前から既に使われていたと考えられます。

\次のページで「「血を吐く思い」の使い方・例文」を解説!/

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