国語言葉の意味

「衆目」の意味や使い方は?例文や類語を字幕制作者が解説!

「衆目」の使い方・例文

続いて「衆目」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.長年、さまざまな国際問題に取り組み、多くの紛争を解決してきた彼女が次期国務長官にふさわしいことは衆目の一致するところだ。

2.平成史に残る凶悪犯罪として衆目を集めた事件が映画化され、2020年の日本映画の興行収入ランキングで1位になった。

3.前年より売上が減少して業績が悪化していた国内大手のファミレスが、パートやアルバイトの意見をヒントにサービスを検証して営業時間の変更を行い、たった四半期で売上高を増加させたというニュースは衆目を大いに驚かせた。

これらの例文からも分かるように、「衆目」という言葉は会話内よりも時事的な話題を取り上げたニュースに絡めて使われている印象が強いと言えます。どの例文も内容に説得力が生まれていますね。政治や経済、国際に関連した問題において「衆目」を使用すると、「世間一般」といったニュアンスが高まるのです。

no-img2″>
 <figcaption class=桜木建二

「衆目」という言葉を見たり聞いたりしてもピンとこない者は、普段使っている「衆」がつく言葉をイメージすると理解しやすいだろう。ちなみに「衆」の部首である「血」は、その形から便宜上、部首として分類されているだけで、漢字の意味とは関係はないそうだ。

次の章からは、類義語と対義語を出して「衆目」とのニュアンスの違いを見ていくぞ。

「衆目」の類義語は?違いは?

image by iStockphoto

ここからは「衆目」の類義語を見ていきましょう。「大勢の人が見ること」と同じような意味合いを持つ言葉を、いくつか紹介していきます。

その1「人目」

「人目(ひとめ)」の意味は「他人の見る目」という意味ですが、衆目のように多数ではなく、個々の目を意味します。「人目をはばかる」や「人目に立つ」といった慣用句からも分かるように、ここでの「人」は「他人」というニュアンスが強いでしょう。つまり、世間一般の人にどう見えるか、どう思われるかを意識する際に用いられる表現だと言えます。

次のページを読む
1 2 3 4
Share:
Nagi0301