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【慣用句】「論を俟たない」の意味や使い方は?例文や類語を元校閲者がわかりやすく解説!

「論を俟たない」の使い方・例文

「論を俟たない」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1. あの先生は我が出版社で本を発行するレベルの執筆技術を有していることは論を俟たない

2. 都市での人間の生活が、周縁地域の動物の環境に影響を与えていることは論を俟たない

3. その就職に関するページが有用なのは論を俟たないので、適切に用語を使用したら良いと思います。

このように、「論を俟たない」は人物や出来事といった何にでも使用することが可能です。具体的には例文の1のように、「先生」といった人物に対しても使用することができますし、例文2のように「生活」といった抽象的なコトに対しても使うことができるでしょう。また例文3のように、接続詞と組み合わせて文末以外でも使用することができます。

「論を俟たない」の類義語は?違いは?

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それでは次に、「論を俟たない」の類義語を3つほどピックアップしましたので、見ていきましょう。

1.「もちろん」

最初の類義語が「もちろん」です。「論を俟たない」とは意味は同じですが、念のため国語辞書で確認しておきましょう。

論じる必要のないほど、はっきりしているさま。言うまでもなく。無論。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「もちろん

「論を俟たない」が断言するといったニュアンスだったことと比べると、「もちろん」はやや柔らかいニュアンスを持っていますね。日常会話でも良く用いられる言葉ですので、「論を俟たない」ほど強く言う必要が無い場面で使用すると良いでしょう。「論を俟たない」の方が比較的フォーマルとも言えるかもしれません。

なお「もちろん」は漢字で「勿論」と書きますので、こちらも覚えておくと良いと思います。

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