国語言葉の意味

【慣用句】「鎌首をもたげる」の意味や使い方は?例文や類語を読書家Webライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「鎌首をもたげる」について解説する。

端的に言えば鎌首をもたげるの意味は「首を持ち上げる」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

多くの学術書を読み、豊富な知識をもつハヤカワを呼んだ。一緒に「鎌首をもたげる」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

Hayakawa69

ライター/ハヤカワ

学術書を中心に毎年100冊以上の本を読む、無類の本好き。人にさまざまな影響を与える言語、それ自体に強い興味をもち、言葉の細やかな表現にも並々ならないこだわりをもっている。

「鎌首(かまくび)をもたげる」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

それでは早速「鎌首をもたげる」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。「鎌首をもたげる」は慣用句であるという点も抑えておきましょう。

「鎌首をもたげる」の意味は?

「鎌首をもたげる」というキーワードをネット上の辞典・辞書「コトバンク」で検索してみると、次のような記載があります。

1.鎌のように湾曲した首の格好。蛇・カマキリなどが頭を持ち上げたさまにいう。「鎌首をもたげる」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「鎌首」

「鎌首をもたげる」は蛇・カマキリなど曲がった首をもつ生き物が、首をぐっと持ち上げる様を表現した単語です。蛇やカマキリは威嚇のために高く首を持ち上げ、睨みつけるような仕草を見せます。「鎌首をもたげる」はこの姿を形容した言葉です。

またこの意味から比喩表現として、あまり良くない出来事が起こる兆候が現れたとき、心の内にネガティブな感情が湧き上がった時にも使われるようになりました。どちらの意味で使われているかは、場面の状況から都度読み取っていきましょう。

「鎌首をもたげる」の語源は?

次に「鎌首をもたげる」の語源を確認しておきましょう。鎌首をもたげるは「鎌首」と「もたげる」という二つの単語を組み合わせて生まれています。「鎌首」は鎌のように曲がった首、主に蛇やカマキリの攻撃前の持ち上がった首を表す単語です。

「もたげる」は持ち上げる、起こす、増すという意味を持っています。「鎌首をもたげる」はこれら二つの単語をあわせて、蛇・カマキリが攻撃に移る前に首を持ち上げる様子、転じて不穏な動きが起こる予兆を表すようになりました。「鎌首をもたげる」は漢字表記で「鎌首を擡げる」と書かれることもあります。

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