理科生物細胞・生殖・遺伝

色素体のひとつ「白色体」とは?どんなはたらきがある?現役講師がわかりやすく解説します

そのような、油をたくさん含んでいる植物の部分に、エライオプラストは多く存在するんですよ。

プロテイノプラスト

プロテイノプラストは、大きなタンパク質(=プロテイン)の結晶をふくんでいるタイプの白色体です。植物の中でもとくにタンパク質を多く含む豆やナッツなどの細胞に多く存在しています。

その機能についてはまだ謎が多く、これからの研究がまたれる細胞小器官です。

エチオプラスト

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エチオプラストは、暗所で発芽・生育させた植物の組織にみられる白色体です。通常、葉は光合成のためたくさんの葉緑体を含み緑色に見えますが、暗いところで生育すると葉が黄色っぽくなります(黄化)。この様な葉では、エチオプラストが多く存在しているのです。

なお、黄化した葉は、その後光に充てると緑色に変わっていきます。これは、エチオプラストが葉緑体に変化することで生じるのだそうですよ。

白色体にもいろいろある

こうやってみると、”白色体”という呼び方は「色素のない色素体」をひっくるめたような名称だということが分かりますね。一口に白色体といっても、アミロプラストやエチオプラストといった、かなり性質の違うものがひとまとめにされています。

生物学や植物学に詳しくなりたい人は、ぜひ白色体をより細かく分類・学習してみてください。

イラスト使用元:いらすとや

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