理科生物細胞・生殖・遺伝

色素体のひとつ「白色体」とは?どんなはたらきがある?現役講師が解説します

image by Study-Z編集部

「色素がないのに”色素”体」というのはちょっと妙な感じもしますが、前述の通り色素体はどれも原色素体から分化するもの。白色体も例外ではありませんし、白色体が別の色素体に変化する可能性もあります。そのため、葉緑体や有色体とまとめて「色素体」として扱うのは当然ともいえるでしょう。

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やはり「色素をつくる能力がある」のが色素体を特徴づけるポイントの一つなんだな。

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さてこの白色体なのですが、構造や機能に着目し、他とは違う特徴があるタイプのものには、個別に名前が付けられています。それらは「白色体」とは呼ばず、それぞれの名前で紹介されることも少なくありません。以下に代表的なものをご紹介しましょう。

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アミロプラスト

アミロプラストは、白色体の中でもデンプンを合成・蓄積するタイプのものを指します。アミロプラスト内部は、ほとんどがデンプンでできた顆粒(デンプン粒)によって占められているのです。

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デンプンというと、米や小麦粉、トウモロコシといった主食に含まれているあれか?

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そうです!桜木先生のおっしゃる通りで、お米(イネの胚珠)や小麦(コムギの胚珠)などのような、いわゆる主食になるような植物の部分に、アミロプラストは多く存在します。あとは、ジャガイモやサツマイモの可食部などもそうですね。

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このアミロプラストには、もう1つ興味深い性質が知られています。根の根幹部分に存在するアミロプラストは、重力の方向を感知するのに利用されているようなのです。このあたりの話は、「アミロプラスト」についての独立した記事もありますので、ぜひそちらも読んでみてください。

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エライオプラスト

エライオプラストは、白色体に分類される色素体の中でも脂質の合成や貯蔵をおこなう機能のあるものをさします。脂質…つまり、ですね。植物性の油は、皆さんが普段の料理の中でよく使われると思います。

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yu_onozuka