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【慣用句】「根を張る」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「根を張る」について解説する。

端的に言えば根を張るのは「定着する」という意味だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

情報誌系のライターを10年経験した柊 雅子を呼んだ。一緒に「根を張る」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/柊 雅子

イベントの司会や雑誌の記事作成を仕事としてきたライター、柊 雅子。「地に足のついた生活をしていれば、根は張るもの」という彼女が「根を張る」について解説する。

「根を張る」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「根を張る」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「根を張る」の意味は?

「根を張る」には、次のような意味があります。

1.深く広がって、動かしがたいものになる。ある感情や風習・勢力などが定着する。


出典:デジタル大辞泉(小学館)「根を張る」

私の母は高齢ですが、猫の額ほどの畑でキュウリやナスを育てています。野菜を育てている畝(野菜を育てるために周りより高く土を盛った部分)に生える雑草は抜いているのですが、その周りはほったらかし。高齢なのでそこまで手が回らないのです。そこで、娘の私がその周りの草むしりをすることにしたのですが…これがなかなか大変でした。

むしるのは確かに草なのですが、長い間そこに生えているため高さは私の膝ぐらいまではあり、一株一株が大きくむしろうと思ってもなかなかむしれません。むしるというよりは両手で引っこ抜くという感じに。それでもなかなか抜けません。まるでロシアの民話「おおきなかぶ」ですね。思いっきり力を込めて、やっと一株引っこ抜くと、土の中から四方八方に広がった太くて大きな根っこが現れました。

この雑草のように植物がしっかりと地中深くに根を伸ばし、成長した状態を「根を張る」といいます。そして根を張った植物はしっかりとその場に腰を下ろし、簡単に動かすことはできないのです。

「根を張る」の語源は?

次に「根を張る」の語源を確認しておきましょう。

「張る」には「伸び、広がる」という意味があります。「根を張る」は植物の根が地中に伸びて広がり、そのために生えている場所から動かし難くなるという状況を表し、そこから物事が定着するという意味になりました。

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