国語言葉の意味

【ことわざ】「嘘吐きは泥棒の始まり」の意味や使い方は?例文や類語を元国語科教員ライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「嘘吐きは泥棒の始まり」について解説する。

端的に言えば嘘吐きは泥棒の始まりは「嘘をついてはいけない」と言う意味だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元国語科教員ライターのminを呼んだ。一緒に「嘘吐きは泥棒の始まり」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/min

高等学校の国語科教員として、授業や受験対策、小論文の講座を3年間経験。主に現代文を担当し、言葉に関する指導を幅広く経験してきた。現在はWebライターとして活動中。

「嘘吐きは泥棒の始まり」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 55540148

それでは早速「嘘吐きは泥棒の始まり」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「嘘吐きは泥棒の始まり」の意味は?

「嘘吐きは泥棒の始まり」には、次のような意味があります。

嘘吐(うそつ)きは泥棒(どろぼう)の始(はじ)まり
悪いと思わないで嘘をつく人は、泥棒をするのも平気になるということ。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「嘘吐きは泥棒の始まり」

誰もが幼い頃に大人から「嘘つきは泥棒の始まりだよ」と諭された経験があるのではないでしょうか。「嘘をついてはいけない」「人を騙してはいけない」ということを戒めることわざとして、昔から日本では馴染みのある表現です。

「嘘吐きは泥棒の始まり」の語源は?

次に「嘘吐きは泥棒の始まり」の語源についてですが、このことわざが生まれた詳しい経緯についてはわかっていません。

しかし意図としては「嘘を平気でつくようになってしまうと、人のものを盗んではいけないという気持ちもなくなって、やがて泥棒になってしまう」ということの戒めとして生まれたことわざであると言われています。

「嘘をつくことに罪悪感を覚えなくなったら、人の道を踏み外してしまうぞ」という、古くからの言い伝えのような存在ですね。

\次のページで「「嘘吐きは泥棒の始まり」の使い方・例文」を解説!/

次のページを読む
1 2 3 4
Share: