
端的に言えば「嫌という程」の意味は「もうこれ以上はいらないというほど、飽きるまで」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
ライターのflickerを呼んです。一緒に「嫌という程」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/flicker
仕事柄、言葉からひらめきをもらうことがよくある。「なるほど。そういうことか!」と言葉への知識・関心がさらに一層広がるように、さらに編プロでの編集経験を活かし理解しやすい精確な解説を心掛ける。
「嫌という程」の意味は?
「嫌という程」には、次のような意味があります。
1 それ以上いらないというくらい。あきるほど。「その話は嫌という程聞かされた」
2 ひどく。「嫌という程腰を打つ」
出典:コトバンク
「嫌という程」は程度の大きいことを表し「ひどく」という意味の慣用句。
「嫌という程」の語源は?
次に「嫌という程」の語源を確認しておきましょう。それでは「程」の漢字の成り立ちについて説明しましょう。「程」は稲を表す「禾」ときちんと整える意味の音を示す「呈」とを合わせた字。刈り取った稲をきちんと整えることから、「きまり」「きそく」の意味を表します。
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