
「ほろり」
「ほろり」は間隔や感情にわずかにふれる様子を表しますよ。主に軽い苦みや酔いを感じる様子を表し、快感の暗示があります。例えば「わずかな苦みがほろりと口に残ってうまい」「ビール一杯でほろりと酔ってしまった」は「と」が付いて述語にかかる修飾語になりますし、「ほろりとする程度でやめておけば酒も良薬だ」は「と-する」が付いて名詞にかかる修飾語になりますよ。苦み以外の味についてはふつう用いず、感覚や感情にふれたあとの状態に視点があります。
「not interesting」
「not interesting」は「おもしろみがない」という意味です。「I resent the lack of not interesting」で「曲がなくて恨めしい」、「It’s so not interesting, it’s like being in a black and white world」で「曲がなくてモノクロの世界にいるようだ」と訳すことができますよ。
「曲がない」を使いこなそう
この記事では「曲がない」の意味・使い方・類語などを説明しました。「曲がない」は変化のあるおもしろみがない、愛想がないという意味だと解説しましたね。ちなみに、程度・影響などが軽くて取るに足りない様子を表す語に「小さい」があります。「こんなちいさいことでくよくよするな」などのように用いますよ。また、程度や影響の規模が小であるという意味で「小さい」は「つまらない」などに似ていますが、「つまらない」が規模が小であることについての侮蔑の暗示があるのに対して、「小さい」は客観的に規模の小ささを述べるだけで、何らかの思い入れはない点が異なります。参考にしてくださいね。