国語言葉の意味

「一人として」の意味や使い方は?例文や類語をプロダクション編集者がわかりやすく解説!

「一人として」の使い方・例文

「一人として」の使い方について例文を挙げて解説していきます。この言葉は、たとえば以下のように用いられますよ。

1.今の日本には高潔で責任感が強い政治家はひとりとしていない。日本人として恥ずかしい限りだ。

2.これだけ質問者がいるのに、新着機能の理解者はひとりとしていないのか。ご利用いただいているお客様に不自然にならないようできるだけ正確性のある内容をお答えしなさい。

3.山岡のバックナンバーを覚えている者はひとりとしていないのか。通信データベースに人名と画像が保存されているはずだ。

例文1は悲しい日本の現実。また、例文2からはその場しのぎの対応に困惑している様子が伺えますし、例文3からは人の記憶力よりも頼りになるのは機械であることが読み取れます。

「一人として」の類義語は?違いは?

image by PIXTA / 63941911

「一人として」と似たような意味をもつ言葉をご紹介します。さっそく見ていきましょう。

その1「一人も」

「一人も」は後ろに打消しの表現を伴って該当する人間がまったく存在しない様子を表す副詞。「(答案の返却)百点はひとりもいませんでした」「この写真の人たちはひとりも見たことがない」などのように打消しの表現を伴う述語にかかる修飾語として用いられます客観的な表現で特定の感情を暗示しません

「一人も」は「一人として」に似ていますが、「一人として」は対象を個別に吟味した上で該当者がまったく存在しないと判断を下すニュアンスで、しばしば慨嘆の暗示を伴います

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