「気が立つ」の使い方・例文
「気が立つ」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.息子は大学受験を目前にして気が立っている。
2.仕事の納期に追われ、社員は皆気が立っている。
3.隣家の飼い犬は気が立っているのか、しきりに吠えている。
1の例文では、その後の人生を左右するかもしれない「大学受験」を目の前にし、焦りや不安からいらだっている学生の様子が分かります。模試の連続で結果に一喜一憂したり、周りと比べてしまったり、心が穏やかではいられない受験期のいらだちが想像できますね。
2つ目は、会社員が「仕事の納期」に追い立てられていらいらしているという内容です。締め切りが迫っているのに仕事が終わらず、皆が焦って社内全体がピリピリしてしまう様子が伝わってきます。
そして、気が立つのは人間だけではありません。何かをきっかけとして犬が興奮している例が3番目の文章です。犬が吠えていたり猫が毛を逆立てていたり、動物にも「気が立つ」を使えるでしょう。人間も動物も神経が高ぶっている状態であることに、「気が立つ」を使うヒントがありそうです。
その1「頭に来る」
怒りでかっとなることを表すのが「頭に来る」です。よく「悪口を言われて頭に来た!」のように使いますね。「気が立つ」がいらいらしているニュアンスなのに対し、「頭に来る」は怒りの感情に焦点が当たった表現といえそうです。普段簡単に使っている言葉こそ、今一度しっかり意味合いをおさえておきましょう。
その2「気色ばむ」
「気色」には「表情などにあらわれる心の状態」という意味があり、「気色ばむ」は怒りを顔色にあらわすことです。「けしきばむ」と読み、「彼は気色ばんでどこかに行ってしまった」のように使います。
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