端的に言えば目を伏せるの意味は「視線を下に向ける」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
多くの学術書を読み、豊富な知識をもつハヤカワを呼んです。一緒に「目を伏せる」の意味や例文、類語などを見ていきます。
ライター/ハヤカワ
学術書を中心に毎年100冊以上の本を読む、無類の本好き。人にさまざまな影響を与える言語、それ自体に強い興味をもち、言葉の細やかな表現にも並々ならないこだわりをもっている。
「目を伏せる」の意味や語源・使い方まとめ
image by iStockphoto
それでは早速「目を伏せる」の意味や語源・使い方・関連する類義語をご紹介していきます。また「目を伏せる」は慣用句に分類されるという点も抑えておきましょう。
「目を伏せる」の意味は?
「目を伏せる」というキーワードをネット上の辞典・辞書「コトバンク」で検索・引用してみると、次のような記載があります。
1.視線をそらして下を向く。伏し目になる。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「目を伏せる」
「目を伏せる」は目線を下げ、下を見る行為を指しています。なにか気恥ずかしさ、気まずい気持ちや後ろめたい気持ちがあって、相手の目を直視することができず、思わず視線を下に向けてしまう。「目を伏せる」はこういった様子を指してよく使われている言葉です。
視線をあわせていると、目の動きから緊張・動揺していることがバレてしまう。そのため、目を伏せて、相手に感情を悟られないようにする。「目を伏せる」はこういった状況の、人の視線の動きを指して使う言葉になります。
「目を伏せる」の語源は?
次に「目を伏せる」の語源を確認しておきましょう。「目を伏せる」という言葉は、「目」と「伏せる」という言葉を組み合わせて生まれています。「伏せる」は下に動かし、低めるという意味であり、そのため目を伏せるという言葉は、目を下に動かし、低くする行為を指しているわけです。
別に「伏し目」という言葉があり、こちらは目を伏せたままの状態を表しています。このことから「目を伏せる」という言葉は「目を伏し目にする行為」を表しているといっても良いかもしれません。こちらもあわせて確認しておきましょう。
\次のページで「「目を伏せる」の使い方・例文」を解説!/