国語言葉の意味

【慣用句】「一杯食わせる」の意味や使い方は?例文や類語を日本文学部卒Webライターがわかりやすく解説!

高校生にもなって小学生の弟の嘘に引っ掛かるなんて、人が良すぎるよ。

「一杯食わせる」の対義語は?

「一杯食わせる」の対義語にぴったりな言葉はありませんが、反対の意味は、人をだましたりしないと言うことですね。そこで、「真実一路」と言う四字熟語を紹介しましょう。

「真実一路」

真実一路」の読み方は「しんじついちろ」です。小説のタイトルになったことから、知っている人も多いと思います。

「真実」は本当の事、と言う意味で「一路」は、まっすくに、一途にと言う意味です。つまり「真実一路」とは、偽りのない真心をもって一筋に進むこと、誠実を貫く、と言う意味になります。「一杯食わせる」が人をうまくだます、と言う事ですから、人を騙したりしない、誠実に生きると言う意味では反対の意味に近いですね。

それでは、「真実一路」の使い方も例文で確かめてみましょう。

真実一路の人生を歩んできたから、人を騙そうと言う方法も思いつかないし、そんな感情を持ったこともない。

食べてないのに「食わせる」?

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「食わせる」と言う言葉は「食」と言う漢字の印象から、何かを食べさせる、と言う意味に思えますね。特に今回学んだ「一杯食わせる」は、食べさせると言う意味に感じてしまいます。しかし、語源の項目で説明しましたが「一杯食わせる」の「食わせる」は、騙されると言う意味でしたね。「食わせる」には他にもよく使われる意味がありますから紹介します。

肘鉄砲を食わせる」と言う言葉を聞いた事があるでしょう。相手に肘を強くぶつける事や、誘いなどを強くはねのけることを言いますね。この場合の「食わせる」は(攻撃的な)衝撃を与える、と言う意味なのです。他にも「ゲンコツを食わせる」や、「くらえ!」などと言う掛け声も、これと同じ意味ですね。

食べてないのに「食わせる」のは、だます、もしくは、衝撃を与える、と言う意味です。覚えておきましょう。

\次のページで「「一杯食わせる」を使いこなそう」を解説!/

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