国語言葉の意味

【慣用句】「犬の糞」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「犬の糞」について解説する。

端的に言えば犬の糞の意味は「軽蔑すべきもの、ありふれたもの」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

長年哲学を学び、難解な言葉が使われる論文や専門書に触れてきた「ネオ」を呼んだ。一緒に「血走る」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

Neo

ライター/ネオ

哲学や語学に興味があり、数々の難解な書物や論文に触れてきた哲学系ライター。言語の成り立ちを広い視野で研究し、その言葉が使われる意図を明確にすることを目指している。複雑な言葉もわかりやすくかみ砕いて説明していく。

「犬の糞」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「犬の糞」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「犬の糞」の意味は?

「犬の糞」には、次のような意味があります。

1.汚いものや軽蔑(けいべつ)すべきもの

2.  数多くあるものをたとえていう言葉

出典:イミダス(集英社)「犬の糞」

「犬の糞(いぬのくそ)」とは、汚いものや軽蔑(けいべつ)すべきものを指す慣用句。役に立たないものや必要のないものに対しても使います。道端に落ちている犬のフンのように使い道がなく、どこにでもあるということを示す表現です。

動物の排泄物(うんち)に例えることで、対象を見下したような下品に罵倒する表現としても受け取れます。実際のコミュニケーションで使う可能性があるとしたら注意して使いたい表現です。

「犬の糞」の語源は?

次に「犬の糞」の語源を確認しておきましょう。

「犬の糞」というと犬の飼い主がペットを散歩させるときにマナーを守らず放置したりしてよく問題になっていますね。現代でもあらゆる場所に落ちている「犬の糞」。しかし、飼い犬のこうした環境に対する被害は江戸時代にはすでに起こっていたのです。

江戸時代に「伊勢屋稲荷に犬の糞」という言葉ができました。これは、どこにでもあるものという意味で使われます。当時、伊勢から多くの商人が江戸に来ましたが、治安の悪化を危惧して犬を飼う人が多かったそうです。そして、江戸の町は犬の糞でいっぱいになりました。

現代のように市役所や条例といった機能も整っていないので、江戸の町はかなり不衛生だったことでしょう。こうして、「犬の糞」はありふれたものや軽蔑すべきものの代表例として人々に認知されていったと考えられます。

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