国語言葉の意味

「気の所為」の意味や使い方は?例文や類語を雑学大好きwebライターがわかりやすく解説!

この記事では「気の所為」について解説する。

端的に言えば気の所為の意味は「実際とは違うものを感じ取ること」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

国立大で国語学を学んだライターのタケルを呼んです。言葉の解説を得意としていて、大学時代はクイズサークルに所属していたので雑学にも詳しい。一緒に「気の所為」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/タケル

某国立大で日本語学を専攻。最近体重計に乗って目方が増えているのを見ると、どうしても気の所為だと思ってしまう。もっと現実を受け止めなければならない。

「気の所為」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「気の所為」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「気の所為」の意味は?

「気の所為」には、次のような意味があります。

実際にはそうでないのに、自分の心の状態が原因でそのように感じられること。「気のせいか、鳥の声がする」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「気の所為」

まず、「気の所為」は「きのせい」と読みます。「所為」で「せい」です。現代では、漢字で「気の所為」と書かれることはほぼないと言って良いでしょう。「気のせい」と表記することが一般的です。

「気の所為」が「気のせい」と分かれば、意味は何となく分かるのではないでしょうか。念のため意味を確認しておくと、「自分の心のうちが原因で実際とは違うものを感じること」となります。

「気の所為」の語源は?

次に「気の所為」の語源を確認しておきましょう。

もっとも気になるのは、なぜ「気の所為」の「所為」が「せい」と読むことでしょう。まず、「所為」は漢文由来の言葉で、もともとの読み方は「しょい」(または「そい」)です。書き下し文のように「所為」を読めば「為す所」となり、つまりは「〜したこと」といった意味となります。その「しょい」が音変化して「せい」となり、「心の動きがそうさせた」という意味の「気の所為」という言葉は、「きのせい」と言われるようになりました。

\次のページで「「気の所為」の使い方・例文」を解説!/

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