国語言葉の意味

【慣用句】「死なば諸共」の意味や使い方は?例文や類語を文学部卒現役ライターがわかりやすく解説!

その2「運命共同体」

「運命共同体」は「うんめいきょうどうたい」と読む熟語です。運命を共にすることを了承し合った個人同士や、共同体に所属する人が繁栄や衰退などの良い悪いに関わらず組織や団体と運命を共にするという意味を持ちます。将来の発展を共に作っていく会社と社員や、生涯かけて運命を共にする夫婦などの間柄、親会社と子会社などの会社対会社の場合でも用いることが可能です。

1.書籍を出版する版元と依頼を受けて制作を担当する編集プロダクションは、事業の命運を左右するので他社といえども運命共同体だ。
2.幼馴染とまさか友人の紹介で再会して運命共同体と思える恋人になれるなどあの頃は思ってもいなかった。

その3「道連れ」

「道連れ」は「みちづれ」と読み、連れ立って一緒に行くこと、またその同行者を意味する言葉です。一昔前のドラマなどで聞いたことのあるだろう「旅は道連れ世は情け」ということわざにも使われており、ポジティブなイメージを含みます。

「道連れ」には、むりに一緒の行動をとらせるというもう1つの意味もあります。これは、先述した意味合いとは異なり、相手の意見を聞かずに無理に行わせるなどのマイナスな場面で用いられるので、この言葉を使用する必要があるかよく考えてからにしましょう。

1.旅は道連れ世は情けというように、1人で安全ではない外国を旅するのは心細いが、共に行く仲間がいるとこれほど心強いものはない。
2.別れ話がもつれ恋人を道連れにした無理心中があったが、場所がすぐ特定されたため奇跡的にどちらも一命をとりとめた。
3.東京にいたいという彼女の意見も聞かず、離島への移住に道連れにしてしまった。最近では会話も少なく、もっと気持ちを汲めばよかったと後悔している。

「死なば諸共」の対義語は?

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死ぬときは一緒だという連帯の意味を持つ「死なば諸共」には明確な対義語が存在しません。

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