「瑠璃も玻璃も照らせば光る」の対義語は?
次に「瑠璃も玻璃も照らせば光る」の対義語を見ていきましょう。
「縁の下の力持ち」
「瑠璃も玻璃も照らせば光る」と意味が反対の言葉は、「縁の下の力持ち」(えんのしたのちからもち)だと言えます。「縁の下の力持ち」は、目立たないところで他人や周囲のために苦労をし支えることという意味の言葉です。「瑠璃も玻璃も照らせば光る」は優秀なものはどこにいても目立つという意味なのに対し、「縁の下の力持ち」は人目につかないところで苦労をして支えるという意味なので対義語としてふさわしいでしょう。
その1「Great talent will stand out anywhere.」
great talentは「偉才」、stand outは「目立つ」という意味の言葉なので、この英文を直訳すると「偉才はどこでも目立つだろう」となり「瑠璃も玻璃も照らせば光る」の英訳としてぴったりでしょう。outという単語は「他から外れている」というニュアンスなので、stand outで「他から外れて立つ」=「目立つ」と覚えるとイメージしやすいですよ。
その2「The sun seeth all things and discovereth all things.」
「優秀なものは機会を与えられれば実力を発揮する」という意味の場合は、「The sun seeth all things and discovereth all things.」が英訳として当てはまります。直訳すると「太陽はすべてを見て、すべてを見出す」となり「太陽は優秀なものを見抜く」という意味として考えることができるでしょう。
seethやdescoverthの「eth」というのは三人称単数形を表す単語ですが、現在では使われず古語にあたります。そのため文章にやや慣れないかと思いますが、太陽はすべてを見てすべてを見出すというニュアンスがわかれば大丈夫です。
\次のページで「「瑠璃も玻璃も照らせば光る」を使いこなそう」を解説!/