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【ことわざ】「三人寄れば文殊の知恵」の意味や使い方は?例文や類語を文学部卒現役ライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「三人寄れば文殊の知恵」について解説する。

端的に言えば三人寄れば文殊の知恵の意味は「平凡な人でも3人寄れば良い知恵が出る」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

高校で国語教師をしていた経歴を持つ、現役ライターのhiyoriを呼んだ。一緒に「三人寄れば文殊の知恵」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

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ライター/hiyori

大学で近現代日本文学を専攻し、その知識を活かして国語教師として教壇に立っていた経歴を持つ。現在はライターとして様々な情報を発信している。難しい言葉もわかりやすい言葉で解説していく。

「三人寄れば文殊の知恵」の意味や語源・使い方まとめ

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みなさんは「三人寄れば文殊の知恵」という言葉をご存知ですか?一度は聞いたことがある言葉だと思いますが、具体的な意味や語源を知っているという人は意外と少ないのではないでしょうか。今回は、そんな「三人寄れば文殊の知恵」について解説をしていきたいと思います。

それでは早速「三人寄れば文殊の知恵」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「三人寄れば文殊の知恵」の意味は?

「三人寄れば文殊の知恵」には、次のような意味があります。

平凡な人でも3人が協力すれば、良い知恵が出るものだ。
出典:大辞林 第3版(三省堂)

「3人寄れば文殊の知恵」は、「さんにんよればもんじゅのちえ」と読むことわざです。「文殊」とは智慧を司るとされる文殊菩薩のことで、1人で考えて良い案が出なくても、3人で集まって考えればたとえ優秀ではなく平凡な人でも文殊のように優れた名案が出るということを意味しています。優れた人ではなく「平凡な人が集まれば」という場合を指すため、目上の人を対象にして使うのは失礼になることがあるので避けたほうがよいでしょう。

「三人寄れば文殊の知恵」の語源は?

次に「三人寄れば文殊の知恵」の語源を確認しておきましょう。

「三人寄れば文殊の知恵」は仏教の文殊菩薩に由来します。菩薩とは、最高の悟りを開いて仏になろうと発心し、修行に励む人のことです。上記で説明したように「文殊菩薩」は智慧を司る菩薩のことで、ここでの智慧とは正しく物事を認識して判断する能力、物事の真実について考える能力のことで、頭の良さを表す言葉ではありません。
そこから文殊菩薩は知恵の神様として信仰されるようになり、「3人寄れば文殊の知恵」ということわざが生まれたと考えられています。
このことわざの「3人」という数字の由来については不明です。「3人」ということから、人数が多いことを示すとも考えられています。

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