国語言葉の意味

【慣用句】「手を上げる」の意味や使い方は?例文や類語を元広報紙編集者がわかりやすく解説!

「手を上げる」の英訳は?

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最後に「手を上げる」の英訳を見ていきましょう。これも「暴力を振るう」「降参する」「技量を上げる」を意味する3種類の英語を紹介します。

その1「use violence」

まず最初に「暴力を振るう」を意味する英訳を紹介します。それは「use violence」です。「violence」という単語は「暴力」を意味します。最近では日本でも「domestic violence(家庭内暴力)」が問題になっているので、ご存じの方も多い単語でしょう。普通「家庭内暴力」を表すときは、「domestic violence」の頭文字を取ってDVと表現します。

その2「give in to」

次に「降参する」を意味する「手を上げる」の英訳を解説します。「~に屈する」という意味を持つ「give in to」を挙げておきましょう。そのほか日本でも、ボクシングで勝てないとわかったときはタオルを投げますが、これは英語の「throw in the towel」をそのまま日本語に訳したもので「降参する」という意味があります。

その3「increase skill」

最後は「技量を上げる」を意味する「手を上げる」です。これは英語で「increase skill」と言います。「increase」「増える」のほか「伸びる」という意味でも使われるのです。「skill」は半ば日本語化した英語としてご存じでしょう。「スキル」つまり「技量」「腕前」のことで、「increase skill」「技量を上げる」「腕前を上げる」となります。

「手を上げる」を使いこなそう

この記事では「手を上げる」の意味・使い方・類語などを説明しました。「手を上げる」と「手を挙げる」では意味が違いますが、その使い分けは私たち日本人でも難しいものです。新聞社の校閲部の記者が書くコラムでも「手を上げる」と「手を挙げる」は間違えやすい言葉として取り上げています。文章を書くことを生業にしている人でさえ間違うのですから、私たち一般の人間はなおさらでしょう。それでも、できるだけ正しい日本語を覚えるよう努力したいものです。

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