国語言葉の意味

【慣用句】「手を上げる」の意味や使い方は?例文や類語を元広報紙編集者がわかりやすく解説!

その2「降参する」

「降参する」「お手上げ」と表現したほうがよくわかるでしょう。いずれも「手を上げる」の類義語で、相手への抵抗をやめておとなしくすることです。スポーツにしても勉強にしても、全力で戦った結果負けを認めた場合は、潔く「降参する」しかないでしょう。同じ意味では「白旗を揚げる」という言葉もあります。

その3「腕を上げる」

「腕を上げる」とは物理的に下げていた腕を上に上げることではありません。この場合の「腕」「腕前」のことです。つまり技術が向上することを、このように表現します。

「手を上げる」の対義語は?

次に「手を上げる」の対義語を見ていきましょう。やはり3種類の対義語を紹介します。

その1「矛を収める」

「矛を収める」「手を上げる」のうち「暴力を振るう」の対義語です。矛は、日本では鎌倉時代に中国から伝わったものとされています。歩兵や騎兵にとっては強力な武器でした。防具である盾と対にして使われたものです。「矛を収める」とは、戦いをやめるという意味があります。誰かを殴ろうとして振り上げた拳を降ろすことを武器の矛を収めることに例えたものです。

その2「勝利を収める」

「勝利を収める」「降参する」という意味での「手を上げる」の対義語と言えます。野球や水泳などのスポーツに限らず、あらゆる事柄に励んだ成果として「勝利を収める」ことができれば、誰でも気持ちのいいものです。出版社に投稿した原稿が採用されて、晴れて作家になれたなら飛び上がるほど嬉しいでしょう。何事も簡単には諦めず、こつこつと努力することが大切です。

その3「力量が劣る」

「力量が劣る」「上達する」という意味での「手を上げる」の対義語と言えます。あることを成し遂げるための能力が、他と比べて劣っているという意味です。能力には、身体的能力や知的能力などが挙げられます。これらの能力が他人より圧倒的に優れていれば「天賦の才」の持ち主としてほめたたえられることでしょう。

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