「胸に迫る」の使い方・例文
「胸に迫る」の使い方について例文を挙げて解説していきます。この言葉は、たとえば以下のように用いられますよ。
1.彼の後ろ姿からは長年の苦労が感じられむねに迫った。
2.娘の花嫁姿を目の当たりにして感激のあまり言葉に詰まってしまった。いつの間にか大人になっていたのだとむねに迫る思いに思い出を重ねた。
3.オリンピックで金メダルをとった時はむねに迫るものがあったと男性は語った。
例文1は何か伝わってくるものがあったのでしょう。例文2は父親の感慨深い思いが伝わってきますね。また、例文3からは感極まっている様子が伺えます。
その1「せつない」
「せつない」は「彼女に対するせつない思いはやり場がなかった」「子供をなくした母親はさぞせつないことだろう」などのように感情が高揚して胸が締め付けられるような気持ちを表します。感情が高揚する原因としては恋慕・悲哀・苦痛などが挙げられますよ。肉体的・物理的な苦痛などが原因となる場合はあまり多くありません。「せつない」は「やるせない」に似ていますが、「やるせない」が感情を持て余して憂鬱になっている暗示があるのに対して、「せつない」はもっと切迫していてつらく感じる程度も大きいでしょう。ちなみに「胸に迫る」との違いは、「せつない」は肉体的・物理的な苦痛などが原因となる場合がある点です。
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