

端的に言えば「胸がつまる」の意味は「心配や悲しみ・感動などがこみあげてきて苦しくなる」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
ライターのflickerを呼んだ。一緒に「胸がつまる」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。
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ライター/flicker
仕事柄、言葉からひらめきをもらうことがよくある。「なるほど。そういうことか!」と言葉への知識・関心がさらに一層広がるように、さらに編プロでの編集経験を活かし理解しやすい精確な解説を心掛ける。
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「胸がつまる」の意味は?
「胸がつまる」には、次のような意味があります。
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心配や悲しみごとなどで感情が高ぶり、胸が苦しくなる。
出典:コトバンク
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「胸がつまる」は悲哀・恥ずかしさ・喜び・感動などが胸にこみあげてきていっぱいになる、物も言えなくなるという意味の慣用句です。
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「胸がつまる」の語源は?
次に「胸がつまる」の語源を確認しておきましょう。漢字で「胸がつまる」は「胸が詰まる」と書きます。それでは「詰」の漢字の成り立ちについて説明しましょう。「詰」は言葉を表す「言」と厳しく質問して困らせる意味の音を示す「吉」とを合わせた字。言葉で責めたてて逃れられないようにすること、つまり「なじる」意味を表します。
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