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【慣用句】「気が抜ける」の意味や使い方は?例文や類語をプロダクション編集者がわかりやすく解説!

「気が抜ける」の使い方・例文

「気が抜ける」の使い方について例文を挙げて解説していきます。この言葉は、たとえば以下のように用いられますよ。

1.福祉施設の入居者の所に緊張感をもってグループボランティアに出かけた。ご利用者の篠崎晃一さんから鬼気迫る表情で地獄のような戦争の話を聞いた。危機一髪難を逃れ今は気が抜けて極楽の人生だとおっしゃられていた。

2.ふと立ち寄った雑貨店でお客が加圧効果でおすすめのサービスがあると話していた。聞き耳を立てていたらどうもグッズ販売の勧誘員らしく気が抜けたようになった。

3.あなたの話に夢中になっていたら、いつの間にか気の抜けた炭酸ソーダになっていた。

例文1からは貴重なお話を聞けた上に人の役に立てて満足している様子が伝わってきますし、例文2からは耳寄りな情報が聞けると期待していたのに拍子抜けした様子が伺えますね。また、例文3からは相当長い時間話し込んでいた様子が読み取れます。

「気が抜ける」の類義語は?違いは?

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「気が抜ける」と似たような意味をもつ言葉をご紹介します。さっそく見ていきましょう。

その1「しまらない」

「しまらない」は動詞「しまる」の打消し。「しまる」の意味を打ち消す他に、整っていずみっともない、かっこ悪いという意味になります俗語的で日常会話に多く登場し、かたい文章中には用いられません。例えば「彼は若い女を見ると途端にしまらない顔になる」のように名詞にかかる修飾語として用いられることが多く、「相手の女の子にデートを掛け持ちされるなんてしまらねえなあ」のように述語にもなりますが、その他の修飾語になることは稀です。

前者は目もと口もとがゆるみ、だらしない表情になるという意味、後者はかっこ悪い、みっともないという意味ですよ。なお、「かっこ悪い」「みっともない」に比べて侮蔑の暗示が少なく、みっともなさの程度も低いでしょう。ちなみに「気が抜ける」との違いは「しまらない」は不快の暗示が含まれるという点です。

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