国語言葉の意味

【慣用句】「気が抜ける」の意味や使い方は?例文や類語をプロダクション編集者がわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「気が抜ける」について解説する。
端的に言えば「気が抜ける」の意味は「緊張していた状態がなくなってぼんやりする、アルコール類や炭酸飲料などに本来備わっている匂いや味が失われる」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
ライターのflickerを呼んだ。一緒に「気が抜ける」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/flicker

仕事柄、言葉からひらめきをもらうことがよくある。「なるほど。そういうことか!」と言葉への知識・関心がさらに一層広がるように、さらに編プロでの編集経験を活かし理解しやすい精確な解説を心掛ける。

「気が抜ける」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 41089421

それでは早速「気が抜ける」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「気が抜ける」の意味は?

「気が抜ける」には、次のような意味があります。

1 気持ちの張りがなくなる。「試験が終わって―・ける」

2 飲み物などの風味がなくなる。「―・けたビール」

出典:コトバンク

「気が抜ける」は物事が中断したり緊張をなくすようなことが起きたりして張り合いがなくなる、やる気を失う、拍子抜けする、ぼんやりするという意味があります。また、ビールなどの酒類や炭酸飲料などの味・香りなどがなくなる場合にも用いられる表現ですよ。

「気が抜ける」の語源は?

次に「気が抜ける」の語源を確認しておきましょう。それでは「抜」の漢字の成り立ちについて説明しましょう。「抜」は手を表す「扌」と、引っ張り出す意味の音を示す文字とを合わせた字。手で引っ張って「ぬく」意味を表します。

\次のページで「「気が抜ける」の使い方・例文」を解説!/

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