その2「匹敵する」
「匹敵する」とは能力や価値などを比べてみて同程度であることを意味します。ではなぜ「匹敵」という語を使ったのでしょうか。「匹」は動物を数えるときの単位です。そのほか「一対をなす」「二つで一組になる」という意味もあります。もともとは馬のお尻か左右二つに分かれてペアになっているところからきたようです。それがやがて「自分から見た敵」逆に「敵から見た自分」を表すようになりました。それが転じて「力が互角」「相当する」という意味になったのです。
その3「無双」
「無双」とは、世の中に肩を並べるものがないほど優れた人物や物事のことを指します。麻雀にも国士無双という役満がありますね。国士無双とは国中で並ぶものがないほど優れていることで、麻雀の国士無双もそれほど威力のある役であることを表しています。同じような意味の言葉として天下無双、古今無双などが考えられるでしょう。
「人後に落ちない」の対義語は?
次に「人後に落ちない」の対義語を見ていきましょう。
その1「見劣りする」
「見劣りする」とは、予想していたものや他のものと比べて劣って見えることです。この言葉は人だけに限らずあらゆる物事に対して使われます。「人後に落ちない」状態からすれば、やはり対義語に挙げてもいいでしょう。
その2「人後に落ちる」
「人後に落ちる」は冗談のようですが、ちゃんと国語辞典に掲載されている言葉です。意味はもちろん「人後に落ちない」とは反対で、他人より劣る、後れを取るというような意味があります。
その3「後塵を拝する」
「後塵を拝する」は、他人に先を越されて風下に立つことから、先に行った人の馬などの埃を浴びることです。それが転じて、優れた人に従うことや地位や権力のある人を仰ぎ見てうらやましく思うという意味も込められるようになりました。この言葉も「人後に落ちない」の対義語の一つに挙げてもいいでしょう。
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