「人後に落ちない」の使い方・例文
「人後に落ちない」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、例えば以下のように用いられます。
1.僕は学校の成績ではパッとしないけど、かけっこだけは人後に落ちない。
2.彼は古代の化石蒐集にかけては人後に落ちない。
3.彼女の営業による契約数は半年の間ずっとトップで、簡単に人後に落ちないようだ。
「人後に落ちない」は語源でもわかるとおり、才能のある李白が皇帝のいる都から実質降格されて人里離れた僻地に左遷される悲しみを詠んだ詩から生まれました。その詩からは、彼が誰にも負けない自負心を持っていたことがうかがえます。
あなたにも、これだけは人後に落ちないと思うものがあるでしょう。その知識をおおっぴらにひけらかすと嫌味なやつだと思われるだけです。むしろそれらの情報を友人や部下に何気なく教えることにより、当面の課題を解決できればそれに超したことはないでしょう。上席の地位にある人より専門的な知識を身につけ、人後に落ちない状態になれば、あなたは人気者になって一目置かれるような存在になれるのです。
その1「右に出る者がいない」
「右に出る者がいない」とは、実力が自分より勝る者がいないということで「人後に落ちない」より、さらに強力な者を表す言葉です。昔から偉い立場の人は右側に立つものとの決まりがあったため、この表現が生まれました。古来、天皇から見て右側には左大臣が、左側には右大臣がいたものです。つまり右大臣から見れば左大臣は右にいたため、左大臣のほうが右大臣より立場が上とされていました。
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