国語言葉の意味

【慣用句】「天命を知る」の意味や使い方は?例文や類語をたくさんの文章を扱ってきたライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「天命を知る」について解説する。

端的に言えば天命を知るの意味は「運命を知る」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

大手企業に35年以上勤務し仕事でたくさんの文章を扱ってきたベテランのKAIKAIを呼んだ。一緒に「天命を知る」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/KAIKAI

東京の大手企業に35年以上勤務し、仕事でたくさんの文章を扱ってきた経験を持つ。学生時代から国語が得意でことばの意味には自信あり。

「天命を知る」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「天命を知る」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「天命を知る」の意味は?

国語辞典を引くと「天命を知る」には、次のような意味があります。

1.点の命令。天が人間に与えた使命。「人事を尽くして天命を待つ」
2.人の力で変えることのできない運命。宿命。
3.天の定めた寿命。天寿。「天命をまっとうする」「天命が尽きる」
4.天の与える罰。天罰。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「天命を知る」

「天命を知る」「五十にして天命を知る」という孔子の言葉から生まれたことわざの一部であり、このことわざは「人間は五十歳になってはじめて天から授かった自分の宿命を悟るようになる」という意味です。

「天命を知る」の語源は?

「天命を知る」の語源を確認しましょう。

孔子が中国の古典の「論語・為政」で「子曰く、吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず」さらに続けて「五十にして天命を知る、六十にして耳疑う、七十にして心の欲するところに従えども、炬を踰えず(のりをこえず)」と語った言葉が由来です。

その意味は「私は十五歳で勉強に励み、三十歳で一人立ちし、四十歳になって心が迷走することがなくなり、五十歳には天からさずかった自分の宿命を悟り、六十歳で他人の言うことに素直に耳をかためけられるようになり、七十歳で思うがままに生きても人の道からそれるようなことはなくなった」ということになります。

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