国語言葉の意味

【慣用句】「腰を折る」の意味や使い方は?例文や類語を元国語科教員ライターがわかりやすく解説!

この記事では「腰を折る」について解説する。

端的に言えば腰を折るの意味は「妨げること」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元国語科教員ライターのminを呼んです。一緒に「腰を折る」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/min

高等学校の国語科教員として、授業や受験対策、小論文の講座を3年間経験。主に現代文を担当し、言葉に関する指導を幅広く経験してきた。現在はWebライターとして活動中。

「腰を折る」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 67851160

それでは早速「腰を折る」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「腰を折る」の意味は?

「腰を折る」には、次のような意味があります。

腰(こし)を折・る
1 腰を折り曲げる。腰をかがめる。
2 話などを中途で妨げる。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「腰を折る」

体の一部である腰を実際に折り曲げたり、かがめたりすることを指すだけでなく、慣用句として「人がしていることの邪魔をする」「中断する」といった意味があります。慣用句としては後者の意味がメインで、特に「話の腰を折る」という言い方で使われることがほとんどです。

「話の腰を折る」の場合は、「人が話をしている途中で邪魔をし、話をしにくくする」という意味になります。例えば横から全然違う内容の話をしたり、つまらない質問ばかりして話の本筋が進まなくなってしまったりするとき、この表現が使われるので、覚えておきましょう。

「腰を折る」の語源は?

次に「腰を折る」の語源を確認しておきましょう。

「腰」の一部である「」という漢字は、人体の中央部に両手をあてた形がかたどられて出来ました。つまりそれは「腰」ということですね。

では「腰」は人の体においてどんな役割を持っているでしょうか。どんな位置あるかというと「背骨と骨盤とがつながる部分」。体を動かしたり、曲げたりするようなときに起点となる部分であることから「重要な部分のたとえ」「かなめ」という意味でも用いられるようになったのです。

そんな大切な部分も「折る」ということは、「妨げる」「中断させる」ということに他なりませんね。そんな状況をたとえて「腰を折る」という慣用句ができたと言われています。

\次のページで「「腰を折る」の使い方・例文」を解説!/

次のページを読む
1 2 3 4
Share: