月食とは?
月食は、太陽、地球、月の順で天体がほぼ一直線上に並んだ際に見られる現象です。このとき、月に届く太陽光が地球に遮られることになるので、満月であっても月の明るさが暗くなります。ただし、月に届く光が全くなくなることないので、必ず月が見えなくなるというわけではありません。地球の大気によって太陽光が屈折するので、月に光が届くのです。
また、太陽の位置から見たときに月が完全に地球に覆われる月食では、食のピーク時に月が赤くなります。このようになる理由としては、地球の大気を太陽光が通過する際に散乱が生じて、月に赤い光のみが届くことが挙げられますよ。これは、夕焼けが赤く見えるメカニズムと全く同じです。
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食の種類について学ぼう
ここからは、食の種類について学んでいきます。日食と月食は光の遮られ方によって、複数の種類に分けることができるのです。以下では、それぞれの種類の食がどのような条件下で起こるのかということを説明していきます。
また、それぞれの食の特徴についても解説しますよ。食の種類について知ることで、日食と月食のメカニズムもより深く理解できるようになるでしょう。
皆既食
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皆既食は、遮られる光の量が最大となる食のことです。皆既日食では、地球から見たときに月が完全に太陽を覆ってしまいます。皆既日食の場合、食がピークに達するときには太陽光が観測地にほとんど届かなくなり、まるで夜のように暗くなりますよ。
一方、皆既月食の場合は、太陽から月に直接届く光の大部分を地球が遮ることになりますよ。先ほど、皆既月食の際には、月が赤くなる様子を観察できることを説明しましたよね。また、複数ある食の種類の中でも、皆既食は最も珍しいものですよ。
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