国語言葉の意味

「酒は百薬の長」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

酒は百薬の長という言葉を、好きなだけ酒を飲む言い訳にしてはいけない。

例文では「お酒をほどほどに飲むことは、どんな薬よりも体に良いのだ」という「酒は百薬の長」という言葉を、飲酒することの理由にしている人をたしなめています。あくまでお酒は適度に飲むことが、日々の生活をする中で良い影響をもたらすことがあるというだけです。

多く飲みすぎれば、当然健康への影響が懸念されます。アルコールは、飲んでいく間に脳が麻痺していきます。これが「酔う」という状態です。判断能力が低下したり、運動能力が低下してしまいます。そうした状況で正常な判断をすることは難しいです。

「酒は百薬の長」の類義語は?違いは?

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「酒はほどよく飲めば、どんな薬よりも健康のためによい。」という意味の「酒は百薬の長」という言葉。この言葉の類義語としては「酒に十の徳あり」「酒は憂いの玉箒」「酒は天の美禄」といった言葉が挙げられます。それぞれに、お酒を飲むことはメリットがあるということを表現したものですが、ニュアンスはそれぞれ違いますので、ひとつひとつ確認していきましょう。

その1「酒に十の徳あり」

「酒に十の徳あり」とは「お酒を飲むことは、十の良いことがある」という意味の言葉です。具体的には、「百薬の長」「延命効果」「旅行の食となる」「防寒」「お土産として持参するのに便利」「憂いを忘れさせる」「地位がなくても貴人と交われる」「労苦を癒す」「万人と和合できる」「独居の友となる」の10個の徳があるとされています。

お酒を飲むことによって、身体はもちろん、精神面や人間関係などにも大いにメリットがあるということを表した言葉です。

「酒には十の徳がある」というが、彼は酒の力を活かして、人生の成功者となった。

その2「酒は憂いの玉箒」

「酒は憂いの玉箒」とは「酒は心の憂いを取り除いてくれる、素晴らしい箒のようなものである」という意味の言葉。「玉」とはすばらしいものという意味の接頭語です。「酒に十の徳あり」のなかでもいわれていたように、お酒を飲むということは、精神的なストレスや心配事を取り除いてくれる効果があります。しかし、そのストレスや心配事自体を解決することには直結するわけではありません。モヤモヤとした精神状態でいることから抜け出すことで、新たな解決策が見つかることもありますので、そうしたときにはまさに「玉箒」となってくれるかもしれませんね。

\次のページで「その3「酒は天の美禄」」を解説!/

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