国語言葉の意味

【慣用句】「胸に一物」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

「胸に一物」の使い方・例文

「胸に一物」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.どうも話しを聞いていると、あの人は胸に一物ありそうだ。
2.セールスに来るやつは大抵、胸に一物ありそうな面構えをしている。
3.娘との結婚の許しを貰いに来た男は、どうも胸に一物ありそうで心配だ。

「胸に一物」という言葉は例文のように、特定の誰かが何かたくらみをもっており、陥れようとしてきているのではないか。そういった不安を伝える場面で多く使われています。にこやかに接してきているけれど、裏でなにを考えているかわからず、こちらを騙そうと近づいてきている気がする。

「胸に一物」は基本的にはこうした場面で使っていきましょう。また「胸に一物」はこの他に、心にわだかまりがあり、それを隠している場面でも使います。誰かと口論になったあと、表面上は仲直りしたけれど、まだ内心には黒いものが残っている。こうした場面でも「胸に一物」という言葉を使うことができます。

「胸に一物」の類義語は?違いは?

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続いて「胸に一物」の類義語・違いについて確認していきましょう。よく似た表現との違いを確認することで、「胸に一物」という言葉の意味をより深く理解することができます。

その1「腹に一物」

「腹に一物」は「胸に一物」とほとんど同じ意味で使われている類義語です。「胸に一物」の「胸」が「腹」となっていますが、こちらも心の位置を意味しています。古くは胸ではなく、腹に人の心があると考えられており、そうしたところから「腹に一物」という表現が生まれました。

こちらも「あいつはなにか腹に一物あるらしい」など、基本的に「胸に一物」と同じ場面で使われています。それぞれの違いとしては、「胸に一物」が心の中にわだかまりをもっている場合にも多く使われているのに対して、「腹に一物」はなにかたくらみを隠している場合により多く使われています

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