国語言葉の意味

【故事成句】「悪銭身につかず」の意味や使い方は?例文や類語を元広報紙編集者が解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「悪銭身につかず」について解説する。

端的に言えば悪銭身につかずの意味は「不当な手段で稼いだお金はすぐになくなる」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

自治体広報紙の編集を8年経験した弘毅を呼んだ。一緒に「悪銭身につかず」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

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kohki

ライター/八嶋弘毅

自治体広報紙の編集に8年携わった。正確な語句や慣用句の使い方が求められるので、正しい日本語の使い方には人一倍敏感。

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「悪銭身につかず」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「悪銭身につかず」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

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「悪銭身につかず」の意味は?

「悪銭身につかず」には、次のような意味があります。

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不正に得た金は、とかくむだに使われて残らないものだ。

出典:明鏡国語辞典第三版(大修館書店)「悪銭身につかず」

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不正・不当に得た金といっても、競馬などの公営ギャンブルや宝くじは不正・不当な利益とは言えません。あくまでも合法的手段によって獲得した金銭です。しかしそのように楽をして手にしたお金は、得てして貯金などに回ることはなく、たいてい浪費されてしまいます。特に宝くじで1等賞が当たった人は大金を手にして人生が狂い、ほとんどの人が悲惨な末路を迎えているという事実があるのです。

このように楽をして手にしたお金はありがたみが感じられず、あっという間に使い果たしてしまうことが多いと言われています。「悪銭身につかず」「悪銭」には、苦労して働いて得たお金ではないという意味も含まれているのでしょう。

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「悪銭身につかず」の語源は?

次に「悪銭身につかず」の語源を確認しておきましょう。「悪銭」とは「悪いことをして手に入れたお金」のことです。質の悪いお金を意味する鐚銭(びたせん)も悪銭ですが、これは「悪銭身につかず」の悪銭には含みません。ちなみに鐚銭とは、室町時代中期から江戸時代初期にかけて鋳造された粗悪な通貨のことです。

「悪銭身につかず」「悪銭」は、あくまでも会社の金銭を横領したりするなど不正な方法で得たお金のことを言います。このような罪を犯せば当然逮捕され、手に入れたお金以上の刑罰が自分自身に返ってくるでしょう。

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