国語言葉の意味

【慣用句】「腕を上げる」の意味や使い方は?例文や類語を元国語科教員ライターがわかりやすく解説!

その2「腕が鳴る」

「技術」という意味の「腕」を使った慣用句です。「腕が鳴る」は「自分の腕前や力を表したくてじっとしていられない気持ちになること」を指します。使用例としては、練習を重ねて手応えを感じているテニスの練習の前日に「明日はいよいよ試合本番だと思うと腕が鳴る」というような場合などが挙げられるでしょう。

「腕が上がる」と同じように「腕=技術」の意味で使われる慣用句として、ぜひ合わせて覚えておいてほしいです。

その3「腕に覚えがある」

もう1つ、「技術」という意味の「腕」を使った慣用句を紹介します。「腕に覚えがある」は「自分の腕前や力に自信がある」という意味の表現です。「このゲームなら、自分も腕に覚えがあるぞ」といった使い方をします。

こちらも「腕=技術」の意味で使われる慣用句として、合わせて覚えておきましょう。

「腕を上げる」の対義語は?

次に「腕を上げる」の対義語を解説します。

腕を上げるの対義語「腕を落とす」

同じ「腕」を使った表現で、「腕を落とす」という慣用句も存在します。「技術や能力が落ちること」を指し、文字通り「腕を上げる」の対義語として挙げることが可能です。

また、類義語のところで「手が上がる」という慣用句を紹介しましたが、これと対になる表現として「手が下がる」という慣用句も存在します。「手が下がる」も同じように「腕前がにぶる」「技量が劣るようになる」、そして独自の意味として「文字が下手になる」という意味を持つ慣用句です。

「腕を上げる」の英訳は?

image by PIXTA / 15309359

最後に「腕を上げる」の英語表現について解説していきます。

「腕」「上げる」にピッタリの英単語を見つけよう

慣用句の「腕を上げる」の場合は、「arm(体の腕)」と訳すと意味が伝わりません。この場合の「腕」は「技術」と捉えて「skill」という単語がピッタリです。また、「上げる」は意味に添って言い換えると、この場合は「上達する」「促進される」という言い方ができるため、そこから考えて「improve」といった単語を使うのが良いでしょう。

また、こうした単語を使わなくとも、「前よりよくなる」という意味で「good」の比較級「better」を使って表現することもできます。

以下に例文を用意したので、参考にしてみてください。

\次のページで「「腕を上げる」を使いこなそう」を解説!/

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