端的に言えば色よい返事の意味は「期待通りの返事」のことですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
元予備校校舎長で国語指導歴が長く、現在は教育系専門ライターのみゆなを呼んです。一緒に「色よい返事」の意味や例文、類語などを見ていきます。
ライター/みゆな
元大手予備校校舎長、現在は教育系のライター。国語、特に現代文の指導経験が豊富。難解な言葉や表現を中高生がスラスラ理解できるように解説するのが大得意。
「色よい返事」の意味や語源・使い方まとめ
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「よい返事」なら意味はすぐに理解できますが、「色」がついて「色よい返事」となると首を傾げてしまうという人も多いかもしれません。悪い返事ではないのだろう、と想像はつくのですが、では「『色』とは?」と聞かれるとまた困ってしまいますよね。
今回はとても微妙な意味合いを持つ、だからこそ知っていると機微が問われる場面で適切な表現ができるようになる「色よい返事」という言葉について解説していきます。最後まで読んで、ぜひ今日からあなたのボキャブラリーに加えてくださいね。
それでは早速「色よい返事」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。
「色よい返事」の意味は?
「色よい返事」の元になっている言葉「色よい」には、次のような意味があります。
こちらの望みにそうようなさま。都合がよい。好ましい。主に連体形が用いられる。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「色よい」
「色よい」とは、こちらの期待通りの、という意味なのですね。「こちらが望んでいるような」という意味の「色よい」に「返事」がついたのが「色よい返事」であり、「こちらの望みにそった、期待したような回答」という意味になります。
ちなみに「連体形」とは体言、つまり名詞・代名詞につづく言葉、という意味の文法用語です。
「色よい返事」の語源は?
次に「色よい返事」の語源を確認するために、言葉をさらに分解して「色」という漢字の意味について見てみましょう。「色」には実にさまざまな意味がありますが、代表的なものは以下の6つです。
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