国語言葉の意味

「懲り懲り」の意味や使い方は?例文や類語を日本文学科卒Webライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「懲り懲り」について解説する。

端的に言えば懲り懲りの意味は「すっかり懲りること」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

日本語が好きで日本文学科を卒業したハルを呼んだ。一緒に「懲り懲り」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

haruko417

ライター/ハル

日本語が大好きで日本文学科を卒業。現在は子供が言葉を覚えていく様子を見ながら日本語の奥深さを実感中。多くの人にそのよいところを紹介したいとの思いを込めて丁寧に解説する。

「懲り懲り」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 63030024

「懲り懲り」という言葉をご存知ですか。何と読むのでしょう。読み方がわかれば、使ったことがある方も多い言葉だと思います。どんな意味を持つ言葉でしょうか。それでは早速「懲り懲り」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「懲り懲り」の意味は?

まず初めに、国語辞典で「懲り懲り」の意味を確認してみましょう。「懲り懲り」には、次のような意味があります。

1.[形動]すっかり懲りて嫌になるさま。
2.[副](スル) (多く「こりごりする」の形で)ひどく懲りて二度としたくないさま。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「懲り懲り」

「懲り懲り」は「こりごり」と読みます。すっかり懲りるさまを表す言葉です。「もう懲り懲りだ」と形容動詞の形で用いられる場合、すっかり懲りて嫌になるさまを表します。失敗などによってひどい目に遭い、もうやるまいと嫌悪感さえ持ってしまうような状態を表すのです。「懲り懲りした」と副詞の形で用いられるとさらに嫌悪感が増し、とてもひどい痛手を受けてもう二度と同じ目に遭いたくないと思う感情を表します。

「懲り懲り」の語源は?

次に「懲り懲り」の語源を確認しておきましょう。

「懲り懲り」は古くは「こりこり」とも読まれていました。少しかわいく感じられてしまいますね。字面を見たイメージ通り、「懲りる」を二回重ねて意味を強調しています。「懲りる」は「失敗してひどい目にあい、もうやるまいと思う」ことを意味する言葉です。「懲」という漢字は、音読みで「チョウ」、訓読みで「こ(らしめる)」「こ(らす)」「こ(りる)」と読み、「こりる、こらす、こらしめる、痛い目に合わせて猛省させる」という意味を持っています。これを二回重ねることで、もう二度と同じ目に遭いたくないという気持ちを強く表現しているのですね。

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