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【慣用句】「汗顔の至り」の意味や使い方は?例文や類語を元広報紙編集者がわかりやすく解説!

「汗顔の至り」の使い方・例文

「汗顔の至り」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、例えば以下のように用いられます。

1.間違いを指摘されてお詫びに行ってきたけど、まったく汗顔の至りだったよ。
2.勉強していかなかったから漢字の読み方がわからず、汗顔の至りだった。
3.フォーマルな場でのマナーがわからなくていい恥さらしだった。まったく汗顔の至りだ。

「汗顔の至り」のような状況では、たいていあなたが相手に対して礼を失した言動をしたり、迷惑をかけて謝罪することになります。日常生活でいくら注意しても、そのような場面に出くわすことは避けて通れません。そうした場合に、いち早く原因を突き止め、いかに次につなげるかによって、あなたの評価は決まるでしょう。なんら反省の態度を見せなければ。いつまでたっても「残念な人」の烙印を押され、グループ内の面汚しとして扱われることになります。

「汗顔の至り」の類義語は?違いは?

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ここでは「汗顔の至り」の類義語を見ていきましょう。

その1「赤面の至り」

「赤面の至り」「赤面」にはいろいろな意味があります。文字どおり顔が赤いこと、つまり赤ら顔のことです。そのほか怒りや興奮の感情が顔に表れて赤くなる場合もあります。しかし「汗顔の至り」の類義語とする場合は、そのどれにも当てはまりません。

誰でもみんなの前で恥ずかしい思いをすると顔が赤くなることがあります。「汗顔の至り」と似た表現としては、この恥ずかしくて顔が赤くなることを言うのです。「顔から火が出るほど恥ずかしい」思いをした人もいるでしょう。衆人環視のなかで思わぬ失敗をしたときなどは、身の置き所もないほど恥ずかしくなるものです。このような場合に「赤面の至り」という言葉を使います。

似た言葉に「恐懼の至り」という表現がありますが、これは逆に身に余るようなお褒めの言葉をいただいたりしたときに「身に余る光栄」と恐れかしこまることで、意味が違いますから間違えないようにしてください。

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