国語言葉の意味

「言い募る」の意味や使い方は?例文や類語を元予備校校舎長がわかりやすく解説!

この記事では「言い募る」について解説する。

端的に言えば言い募るの意味は「とてもよくしゃべる」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元予備校校舎長で国語指導歴が長く、現在は教育系専門ライターのみゆなを呼んです。一緒に「言い募る」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/みゆな

元大手予備校校舎長、現在は教育系のライター。国語、特に現代文の指導経験が豊富。難解な言葉や表現を中高生がスラスラ理解できるように解説するのが大得意。

「言い募る」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

「話す、しゃべる」という行為を表現する言葉はさまざまありますが、今回はその中の1つ「言い募る」を解説します。「話す」では物足りない、「しゃべる」ではくだけすぎている、「叫ぶ」だと行き過ぎている感じがする……、そんなシチュエーションで使える表現です。最後まで読んで「言い募る」を詳しく知り、ぜひあなたのボキャブラリーに加えてくださいね。

それでは早速「言い募る」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「言い募る」の意味は?

「言い募る」には、次のような意味があります。

調子に乗っていよいよ激しく言う。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「言い募る」

「言い募る」はとても激しく話すさまを表す言葉です。しかもただ激しいだけではなく、話しているうちに調子に乗ってきたり、勢いが増して止まらなくなったりしどんどん語調が高ぶる、その一連の過程を含んだ意味を持っています。

話しているうちに気分が良くなる人というのはいるものですよね。また聞き手の反応に気を良くし、興奮してしまう人もいます。そんな人たちをイメージし、彼らが調子にのって口調が激しくなる様子をイメージしてみてください。それが「言い募る」様子です。

「言い募る」の語源は?

次に「言い募る」を、「言う」と「募る」に分解し、それぞれの意味を深く見てみましょう。

「言う」は「言葉にだす、声を発する」という意味ですよね。「募る」は「募集」といったように「広い範囲から集める」という意味もありますが、ここで使われているのは「ますます激しくなる」という意味の方です。どんどん寒くなることを「寒さが募る」と言ったり、好きな人への思いが高まることを「思いが募る」と表現したりしますよね。その時に使われている「募る」です。

「言う」と表現するだけでは説明しきれない、話し方が徐々に激しくなるというさまを「募る」を添えることで補っている構造になっています。

\次のページで「「言い募る」の使い方・例文」を解説!/

次のページを読む
1 2 3 4
Share: